成年後見制度について

お世話になります。忙しさにかまけて久しぶりの更新となりました。
先日、北名古屋市の社会福祉協議会さん主催の研修にて成年後見制度について講演をしてきました。
私は司法書士にて構成されている公益社団法人成年後見リーガルサポートに属しておりますが、家庭裁判所への申し立てで我々司法書士が後見人等に就任した方が良いと裁判所が判断した場合には、リーガルサポートの方で裁判所から候補者推薦の依頼があります。ここ数年でその件数が相当に増加しているなと感じます。
ただ、一般の市民の方がどれくらい制度の内容について理解しているかというと大変心もとないなとも感じており、利用者と裁判所双方が困惑しているのが現状ではないでしょうか。
確かに後見制度を利用すると手続きが煩雑になり、面倒くさいのは事実です。今後ますますその傾向は強くなっていくものと考えられます。
しかし昨今の後見人による本人の財産の侵害があとを絶たないことを鑑みると、裁判所の立場や考えも理解は出来ます。
研修を通じて、我々、一般市民の皆様と役所の間に立つ立場としては双方の立場を理解しながら本人やその家族のために何が出来るかを問い続けなければいけないなと改めて感じました。